等洦が垂れる

エントロピーに花の泪を

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

光継者に導かれて

「人の心を動かす人」こそが 決して忘れてはならぬ人であり 生涯の光を生み出す 明日のことなんて所詮幻想 昨日のことなんて所詮幻滅 世界はこの繰り返しで 作られては壊されていく 今日こそが晴れ舞台 無駄にしてはならぬ時が 今を取り繕っている 「どうし…

有料案内所

自らにとっての「毒」を体内に注入し 得られることは唯一つ 「縮図に貢献すること」 永久的な趨勢が掌から落とさないように 万遍ない杞憂が施されている 実に滑稽だ 怪獣を懐柔できる日は来るのだろうか 楽園はまだまだ遠い

黒で佇む

「相応」 この現象が覆った 未知と新奇の融合には圧巻で 人類の見えざる旅路に誘われていた 「常識」 不思議な言葉である 檻から飛び出す感覚 さぞ快楽ならむ え? 明日の天機予報? 知ったこっちゃない

オブラートに陽の炎

隠し持つ感情を 影に揮発させる 逆らいの意思が育まれていく ああ、今日も今日とて 心臓の砂城 余生は澄清な夏小瓶に詰めて

カメラの休息

閉ざされた空間に一輪の花 美しくも悲しくも 目を奪われる 「夢の形、その為の犠牲」 抗い続けたって意味なんかない 定は先天的 忘れないようにしよう

懐古と夢追い

時が止まっていた 止めた記憶など無いのに 奥の方に目をやった 枯れた匂いに襲われる 特に当てなんか無いのに さあ、今日はどんな旅に出ようかな 輪廻、輪廻、輪廻 宝の帰路が深淵へと崩れ落ちていく またいつか会う日まで。

主人公の毅然的思想

人間の「バイアス」にはいつも驚かされる 実は全ての思想は自分次第で 誰かに邪魔されるものではないのかもしれない 脳よ我儘に動くでない いつもお前は私を余計な目に合わせる 、、、 まあ、たまにはお茶でもしようや

いつもの麗しさと

食器を洗う音は 「愛」が溢れるメロディ 時には顔を変えて 「哀」が溢れるメロディ 表と裏の関係が 互いを織り成すのだろうか そうであって欲しい 僭越ながら 私はあなたと時を過ごす 何でもない日が続きますように