等洦が垂れる

エントロピーに花の泪を

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

無作為の棘

神経溌剌となり止まぬ 掌から溢れ零れ落ちる衝動を 一つまみ吟味の最中 胸の咀嚼の再演 花柱を踰越 さて千差万別 陽は冷え込み 月は燃え滾る 予測不可能は期待と焦燥の鎮痛剤

空間虚無指数9.6%

心動するはずのものが ふとした瞬間ただ永遠に流れ続けている まるで空間を飲み込む様に 彩るわけでもなく目にも触れられない存在 永遠は儚い どこかで終止符を打たねば 世間の音は大きいな そういう時に限って襲ってくる

熱りを冷蔵庫へ

「巡り合わせ」について 思い耽ることが多くなったこの頃 一時的な存在価値が自分を育んでくれるが 過ぎ行くとまるで虚無の風を受ける 昏い箱でひっそりと佇む姿 声も出ないまま 我が子の帰りを待つかの様に 。。。 放ったらかしにして申し訳なかった でも大…

流石

安堵と焦燥の狭間では 陰気臭い種が膨らむばかり 破れる 萎む さあ、どっちだ 気が気でないとはこのことか 危険な一本の綱渡り 美学と裏腹の自制 種を無理矢理こじ開け 茎を伸ばし 花を咲かせた 今日も見守っていてください。