等洦が垂れる

エントロピーに花の泪を

2021-01-01から1年間の記事一覧

時限の檻

不甲斐なさや未熟の頭角を 出せる時に出しておけ 何をやっても許される瞬間を 決して逃してはならない 他社から見る自身の形成過程は それ程信用されていないもので それ程の差異も有りやしない 主体性の欠如 今はそれでいい

バースデーエラー

「知る」ことは 同時に何かを失うことでもある 自分の中の答案と 相手の中の正解の差異に 悉く打ちのめされることも多々 妄想は都合がいい 有利にしか考えられないし 頭の中の赤色が いいように踊り狂ってやがる 思い通りにならないし 重い道理にかなわない

巻き戻し

一つの集団から退き 自作的に月日を流して門出を迎えた 去り際にも様々な形があり 変に固執する姿は早めに隠さなければ 後味の悪い印象を与える 自己の身勝手と 相手の感覚との相違を察すること 「存在」は何処にいても付き纏い 当人が消えたとしても透明な…

工場見学

最近、取ってつけたように 「性格」が「病気」と判断されがちに思う 少し忘れがちや引っ込み思案も お調子乗りや目立ちたがりも 新種の聞き覚えのない横文字が与えられている 些細なことも大袈裟にする力だろうか そのどれもは「基準」という 人間の最も厄介…

浄化

一通りの繁雑を載せた 気がつけば靡かれた先の景色を目の当たりにして 澱んだ記憶を回想するよりも 頃来の光景を忘却しない様に 事実上のは縁は もう僅かとなった 今は澄んだ空気に包まれていよう 最後 は 、 、 、

青春回帰

「音」は何事にも汚れやしない 伝え方や気づき方 遠回りをすることもある 送料も手数料も 付加価値に変えてくれる 燻りさえ与えてくれる 寄り道して 道草を食って ある日突然姿を消して それでも胸懐一番乗り